2014-03-13 第186回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
○公述人(永濱利廣君) ありがとうございます。 結論から申し上げますと、私は軽減税率に反対でございます。 といいますのも、もう既にヨーロッパ諸国で軽減税率導入されているんですけれども、それを前向きに捉えている意見というのはほとんどないと。実際に、いわゆる逆進性の解消とはいっても、軽減税率をすることによって、結局、低所得の人に比べても高所得の人の方が例えば食費はお金をたくさん使うわけですね。それを
○公述人(永濱利廣君) ありがとうございます。 結論から申し上げますと、私は軽減税率に反対でございます。 といいますのも、もう既にヨーロッパ諸国で軽減税率導入されているんですけれども、それを前向きに捉えている意見というのはほとんどないと。実際に、いわゆる逆進性の解消とはいっても、軽減税率をすることによって、結局、低所得の人に比べても高所得の人の方が例えば食費はお金をたくさん使うわけですね。それを
○公述人(永濱利廣君) 御質問ありがとうございます。 お答えさせていただきますけれども、結論から申し上げますと、労働需給の逼迫というのが求められてくると思います。実は、確かに今、アベノミクスの効果もあって日本経済、回復基調にあるんですけれども、需給ギャップという数字を見ますと、まだ供給過剰、需要不足という状況である中で、なかなかそういう状況ですと自発的に企業が賃上げをするということには難しい状況だと
○公述人(永濱利廣君) 第一生命経済研究所の永濱でございます。この度はこのような機会をいただきまして、誠にありがとうございます。 私はかねてから、日本の財政健全化のためには、まずデフレ脱却、経済成長、これが最も重要でありまして、そういった観点からプロビジネスな政策、これをいかに進めていくかということが重要と考えております。そういった考えの下、お手元の資料に、アベノミクスの現状と課題という資料を基に
○公述人(永濱利廣君) 私のその、これまでの日本経済の低迷は、やはり発端はバブルの崩壊だと思います。 そこで、最近の欧米諸国のバブル崩壊後の状況を見てみると、確かにバブル崩壊した悪影響は出るんですけれども、その後、大胆な金融緩和によって自国通貨が安くなって経済が復活すると、そういうメカニズムが働いたわけですけれども、日本の場合は、当時、日米貿易摩擦なんかもありましたけれども、やはり日銀の金融緩和が
○公述人(永濱利廣君) それじゃ、簡潔にお話しさせていただきたいと思います。 私の場合は、冒頭でもお話しさせていただいていますとおり、産業の六重苦ということを解消することが日本経済における最大のポイントだというふうに考えています。そういった意味では、国内で企業活動をするのに障壁のある規制なり負担増なり、そういった部分を一つ一つ抵抗勢力に屈せずに撤廃していくというところが最大のポイントだと思います。
○公述人(永濱利廣君) 第一生命経済研究所の永濱と申します。本日はこのような機会をいただきまして、誠にありがとうございます。 私は、民間の生命保険会社のシンクタンクというところで経済の分析及び政策提言、これをやらせていただいておりまして、かねてから日本経済の復活には産業の六重苦の解消、これが不可欠だということを主張してまいりました。そういう中で、今回行われておりますアベノミクス、この政策はおおむね